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京畿道(キョンギド)高陽市（コヤンシ）は、韓国の首都ソウルの北西に隣接する人口約１００万人の大都市です。かつては丘陵の広がる近郊農業の盛んな地域でしたが、１９９０年代から一山（イルサン）地区をはじめ大規模な開発が進められ、ソウル近郊のベッドタウンとして発展を遂げています。今では芸能人がたくさん住んでいる場所としても有名で、テレビでもちょくちょく芸能人の口から出てくることでその人気度は上昇中。東区と西区に分かれ、全部合わせると広さは101.95平方ｋｍに及びます。

日本・函館と韓国・高陽市との姉妹都市提携
平成２１年に函館市の韓国観光客誘致訪問団が高陽市を訪問し函館観光のプレゼンテーションを行いました。その場で両市が交流を進めていくことで意見が一致。その後も相互に訪問を続け、2011年8月１日、今後も経済や観光、スポーツなど様々な分野で両市がさらに交流を進めていくため、函館市と高陽市は姉妹都市提携を行いました。

秘められた魅力がいっぱいの高陽市
首都の空の玄関口である仁川（インチョン）空港や金浦（キンポ）空港へ４０分以内というアクセスを生かし、韓国最大のコンベンション施設「ＫＩＮＴＥＸ」１・２展示場など大型施設整備が進む国際コンベンション都市として発展しています。２００６年には、福岡、ロンドン、モスクワなどと並び、ニューズウィーク誌の「最も躍動的な世界１０大都市」に選ばれました。

一山（イルサン）の見どころには、憩いの場所であり大きなイベントも行われ、テレビ番組のロケ地にもよく登場する「湖水公園」や、イベント盛りだくさんでテレビの公開放送でも使われる「KINTEX」などがあります。またＭＢＣドリームセンターとＳＢＳ一山製作センターがあり、近所がよく野外ロケに利用されます。またショッピングセンター「ラフェスタ」と「ウエスタンドーム」は、ショッピングは勿論、食事や映画も見て遊べる場所です。その他周辺には美味しいお店も集まっています。

MBCドリームセンター
MBCといえばソウルの真ん中の汝矣島（ヨイド）に本社がありますが、MBCがよりいろいろな方面でいろいろな番組を制作していくのに汝矣島の本社だけでは狭い、また、より最先端のデジタル技術を、ということで2007年誕生したのがこちらドリームセンター。規模も汝矣島にある本社よりもはるかに大きく、地上10階、地下４階、敷地７万8,400㎡の大きさです。ドリームセンターができてからは汝矣島の本社はニュースなどの報道関係とラジオ担当となり、一山のMBCドリームセンターはドラマ、バラエティ部門とその製作チームが活躍しています。

アクセス方法
地下鉄３号線チャンバルサン（鼎鉢山・Jeongbalsan 312）駅の１番出口を出て、出た方面にまっすぐ歩き、最初の道で右に曲がります。大きなＴ字路にぶつかるまでそのまままっすぐ進みます。Ｔ字路にぶつかったら左に曲がり。そのまま進むとＭＢＣドリームセンターが見えてきます。徒歩約7分。

ラフェスタ

ウェスタンドーム
MBCドリームセンターのすぐ並び。湖水公園にもとっても近い場所にあって、ＣＧＶ（映画館）、ネイルアートにコスメショップ、ヘアサロンに、洋服、帽子、カバン、靴、フラワーショップ、携帯、銀行、占いの館、韓国料理、日本料理、スナック、ホットドックなどなど・・・色々なお店が入っていて、若者達も集まる場所、カラフルで雰囲気はちょっとごちゃごちゃしていて韓国の市場みたい。オブジェも、可愛いものから何だこりゃというものまで沢山あって、ぐるぐる歩き回るのが楽しい場所です。

アクセス方法
地下鉄3号線ジョンバルサン（정발산　鼎鉢山 Jeongbalsan　312）駅１番出口から徒歩7分。。
地下鉄3号線マドゥ（마두　馬頭　Madu　313）駅４番出口から徒歩12分。

魅力はそれだけではありません。その他、ソウルとの境界にそびえ多くの登山者が訪れる国立公園北漢山（プカンサン）や韓国最大の河川漢江（ハンガン）、世界文化遺産にも指定された朝鮮王陵、韓国最大の一山湖水公園、世界的な公演が行われる劇場など多様な文化観光資源を持つ多彩な都市です。

韓国最大のコンベンション施設「ＫＩＮＴＥＸ」
韓国最大規模を誇る貿易展示場。交通、通信、先端ビジネスインフラを備えた韓国展示産業のメッカです。ソウルモーターショーなど大規模の産業展を成功的に開催し、名実相伴う韓国を代表する世界レベルの国際展示場として位置づけられました。産業展示のみならず、有名歌手たちのコンサートや公演、韓流ドラマフェスティバルなど、さまざまな文化体験催しをはじめ、各種会議場所としても満足できる複合文化展示空間として脚光を浴びています。

アクセス方法
地下鉄３号線テファ（大化・Daehwa・310）駅１番出口から出て、少し歩くと大きな交差点に出ます。そこで右に曲がり、そのまままっすぐ進むとＫＩＮＴＥＸがあります。徒歩約12分。
＜金浦空港から＞
1)空港リムジン７３００番に乗車し、KINTEXで下車。30～40分間隔で運行。所要時間約30分。
2)テファ駅行き路線バス１５０番に乗車し、テファ駅下車。10～15分間隔で運行。所要時間約70～80分。テファ駅から徒歩約１２分。
＜仁川空港から＞
1)空港リムジン７４００番に乗り、KINTEX下車。25～30分間隔で運行。所要時間40～50分。
2)テファ駅行き路線バス３３００番に乗り、テファ駅下車。15～20分間隔で運行。所要時間60～70分。テファ駅から徒歩約１２分。
※バス料金は直通の空港リムジンよりテファ駅行き路線バスの方が安いです。

イルサンホスゥ公園(一山湖公園)
自然が生きるエコ生態公園。四季を彩る美しい景色が堪能できる首都圏一の休息空間であり、観光名所でもあります。湖を中心に自転車道路とアケボノスギ散策路が造られ、芝生広場と野外舞台、歌う噴水台、自然学習場、展示館などさまざまな施設も備えています。また、毎年｢高陽国際花博覧会｣のような色鮮やかなフェスティバルも繰り広げられます。

アクセス方法
ソウル地下鉄3号線チャンバルサン（鼎鉢山・Jeongbalsan・312）駅から徒歩約８分。

高陽国際花博覧会